伊勢崎市長選告示 新人3人立候補、コロナ対策や共生課題に論戦 
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伊勢崎市長選に立候補した(届け出順に右から)栗原真耶氏、臂泰雄氏、蓬沢博亮氏 

 任期満了に伴う群馬県の伊勢崎市長選は10日告示され、いずれも無所属新人で予想された元市議の栗原真耶(36)=境上武士、元県議のひじ泰雄(68)=豊城町、学習塾経営の蓬沢博亮よもぎさわ・ひろふさ(39)=太田町=の3氏が立候補を届け出た。12年ぶりの選挙戦で、三つどもえ戦は新市初代市長を選んだ合併直後の2005年以来。新型コロナウイルス感染症が拡大する中、各陣営は17日の投開票に向け感染防止に気を配りながら手探りの選挙戦となる。

《伊勢崎市長選 立候補者》(届け出順)
栗原 真耶(くりはら・まや)(36) 元市議 無新
臂  泰雄(ひじ・やすお)(68) 元県議 無新=自公推薦
蓬沢 博亮(よもぎさわ・ひろふさ)(39) 学習塾経営 無新

 目立った争点はないものの、新型コロナの感染予防と経済対策の両立や、外国人住民との多文化共生など地域の課題を巡る論戦が展開されている。

 栗原氏は、18年の市議選で2番目に多い票を獲得している。代表を務めている子育てサークルの人脈も生かし、若い世代や女性票の取り込みを狙う。地元の境地区を足掛かりに、会員制交流サイト(SNS)で積極的に発信する。

 臂氏は、現職の五十嵐清隆氏が支援を表明し、地元選出の県議4人、市議28人中24人が支持する。政党では自民党県連と公明党県本部が推薦。JA佐波伊勢崎や伊勢崎商工会議所など団体の支持も取り付け、組織選挙を展開する。

 清掃業も手掛ける蓬沢氏は、組織に頼らない草の根の活動で支持の浸透を狙う。動画投稿サイト「ユーチューブ」を積極的に活用するほか、市中心部や商業施設などを歩いて回り、ビラ配りや街頭演説を通じて政策を訴える。

 同市は県内で最も新型コロナの感染者数が多く、各候補は有権者と極力接触を避けながらの選挙戦を強いられている。いずれの陣営もSNSの活用を重視し、街頭演説は密を避けて行う方針だ。選挙事務所を小まめに消毒し、支援者の立ち寄りも積極的には呼び掛けないなど感染対策と支持拡大の両立に腐心している。

 期日前投票は11~16日、市役所など7カ所で行われる。9日現在の選挙人名簿登録者数は16万8465人(男8万4156人、女8万4309人)。

◎市議補選は2人無投票当選
 市長選と同日程の市議補選(欠員2)は、いずれも無所属で、元市議の山越清彦(49)、会社員の篠塚秀之(60)の両氏以外に届け出がなく、それぞれ当選を決めた。
伊勢崎市議補選当選者 欠員(2-2、届け出順)かっこ数字は当選回数      
山越 清彦 49 元市議 無元(3)
篠塚 秀之 60 会社員 無新(1)

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