群馬県民会館の存続求める署名 2万人に迫る 25日に県へ提出
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 県有施設の見直し作業で廃止が検討されている前橋市のベイシア文化ホール(群馬県民会館)について、存続を求める二つの市民団体によって集められた署名が21日夜時点で、当初目標とした1万人を大幅に上回る1万8099人に上っていることが22日、分かった。両団体は25日にも県に署名を提出するとともに、同市の山本龍市長と面談してホールとしての機能維持などを要望する。署名は週明けにかけさらに1500人程度増え、2万人に迫る見込みとなっている。

 署名を集めているのは、同館の利用団体などで構成する「県民会館の存続を願う会」(会長・大村邦夫前橋第九合唱団団長)と、音楽家や建築家らで組織する「県民会館を守る会」(鈴木創代表)。署名は両団体が知人やブログなどを通じて呼び掛け、市民をはじめ県内外から幅広く集まったという。

 大村会長は「反響が大きく、関心の高さがうかがえた。応援の声が励みになった」と手応えを語る。鈴木代表は「守る会」に寄せられた署名のうち、4割以上が前橋市外の県民だったことを強調し、「県民会館の思い出などをつづった手紙が添えられたものもあった。前橋市民だけでなく、県民の大事な資産として建物の機能存続を訴えたい」としている。

 両団体は、昨年10月の県の中間報告で同館が「県有施設としては廃止を検討」とされたことを受けて同年11月に発足。同館の存続を求める請願書を県議会に提出したほか、県の「県有施設のあり方見直し委員会」についての情報公開請求を行った。署名活動や、ブログへの投稿などを通じて同館の魅力や県有施設としての意義について発信している。

 県有施設の見直しに関する県の最終報告は年度内に公表される見込み。

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