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群馬県の東武太田駅南口にあるビジネスホテル「グレースイン太田」(太田市飯田町)が25日に一般向けの営業を終了し、SUBARU(スバル、東京都渋谷区、中村知美社長)の社員寮として運用されることが同日、スバルへの取材で分かった。新型コロナウイルスの影響でビジネスホテルの経営環境は厳しくなっている。一方、スバルは国内唯一の自動車生産拠点である群馬製作所(同市、大泉町)に勤務する従業員住居の効率化を進めている。社員寮としての運用は2月1日に開始する予定。
◎従業員住居を効率化 グレースインで3例目
グレースイン太田は2008年開業。地上12階建てで客室は約160室とされる。上毛新聞の取材に、同ホテルは「答えられない」としている。25日のチェックアウト客を最後に営業を終了した。
同駅周辺で営業する他のホテルの関係者は、新型コロナの影響で、どこのホテルも集客が落ち込んでいると説明。「社員寮になればホテルの経営は安定するはず」と指摘する。
別のホテル関係者は、周辺アパートなどに点在する従業員の住居を集約し、管理体制を効率化したいスバルの意向が反映されているのではないかと推察。「うちのホテルも、スバルから社員寮への転換を提案された」と明かした。
スバルは12年から同市本町の「日興パレスホテル太田」を借り上げて社員寮として運用し、同市東本町の「ホテル古久三」も社員寮として契約している。