ワクチン管理が課題 前橋市含む16市区が回答 コロナ全国調査
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 新型コロナウイルスのワクチン接種を巡り、47都道府県庁所在地(東京は都庁のある新宿区)を対象に課題を聞くと、前橋市を含む16市区が医療機関や接種会場への冷凍・冷蔵移送が必要となる「ワクチンの管理」と回答したことが分かった。調査は三つまで回答可とした。「医師や看護師の確保」や「集団接種で必要な会場の確保」を挙げるところも多かった。

 前橋市の新型コロナワクチン接種準備室によると、医療スタッフや集団接種会場の確保はクリアできる見通しだが、決まった温度での保管が求められ、一定期間中に多くの人に接種しなければならないワクチンの管理を課題と捉えている。

 米ファイザー社製のワクチンは、超低温冷凍庫で氷点下75度の状態で保存すれば2カ月保つが、国から割り当てられる冷凍庫の数は限られる。ドライアイスが入った保冷ボックスでメーカーから接種会場に送られてくる場合、約千回分を10日で打ち切らなければならない制約があるという。

 国が示したスケジュールは高齢者は3月下旬からの接種開始を見込んでいるが、同室は「数に限りがある冷凍庫をどこに配置するかなど対応が難しい。接種券が届いた後の案内やフォローを含め、スケジュールも厳しい」としている。

 このほか、同市を含まない38市区が「医師や看護師の確保」と回答。「集団接種で必要な会場の確保」も同市を含まない30市が課題に挙げた。

 調査は共同通信が都道府県庁所在地を対象に21~22日に実施、47市区から回答を得た。

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