白物家電、24年ぶり高水準 巣ごもり需要と給付金が寄与
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 日本電機工業会が25日発表した2020年のルームエアコンや洗濯機など白物家電の国内出荷額は前年比1.0%増の2兆5363億円と、5年連続でプラスとなった。1996年以来、24年ぶりの高水準だった。新型コロナウイルスの感染拡大で、家で過ごす時間が増えたことによる「巣ごもり需要」のほか、感染症対策の一律10万円の特別定額給付金が寄与した。 

 白物家電の区分には入らないが、電子情報技術産業協会(JEITA)が25日発表した20年の薄型テレビの国内総出荷台数も前年比11.5%増の542万6千台と大きな伸びを示した。50型以上が32.2%増となるなど大型なものほど好調だった。12月単月は前年同月比8.9%増の67万4千台で9カ月連続のプラスとなった。

 白物家電の品目別では、空気清浄機が健康意識の高まりを受け前年比56.8%増の888億円となり、過去最高を更新した。外出自粛やテレワークで在宅時間が増え、調理家電のホットプレートやトースターも2桁の大幅な伸びとなった。

 ルームエアコンは0.7%減の8059億円だった。最初の緊急事態宣言が発令されていた昨年4~5月は販売店の休業や営業時間短縮の影響を受けたものの、出荷台数は0.6%増の986万9千台で過去最高となった。

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