精密板金のアリギスがアウトドア用品に参入 個人向け調理器販売
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消費者向けに開発した屋外調理器「カヴァレッタ」をアピールする須田社長(右)ら

 群馬県の精密板金、アリギス(前橋市天川大島町、須田耕司社長)が、一般消費者向けの屋外調理器の製造販売に乗り出した。精密板金の技術を使い、コンパクトに収納でき、おしゃれに仕上げた。盛り上がるアウトドア需要の取り組みを狙う。消費者向けの商品を作ることで、取引先への提案力も高めていきたい考えだ。

 発売したのは、分解すれば小さな袋に収納でき、持ち運びも便利な金属製の屋外調理器「カヴァレッタ」。ステンレス製の1人用(1万3200円)と鉄製の2人用(1万9800円)があり、1人用は約800グラム、2人用は約1.8キロ。大人数で利用できる「ヌーメロIII」(3万7400円)も受注生産する。木材や炭などをくべ、上に置いた鉄板で調理する。

 工作機械などの部品を製造する同社は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、売り上げが一時約3割減少した。営業設計部門の提案力やデザイン力の向上なども目的に、個人向け商品の開発に着手した。屋外でのレジャー需要が高まることを見越し、前橋市の補助制度なども利用した。

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