着る化粧品の販売本格化 美容成分放出する繊維 高崎のアルトスター
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
肌に潤いを与える繊維を用いたINDIVIの新商品を持つビューエル社長

 雑貨の輸出入などを手掛けるアルトスター(群馬県高崎市上並榎町、芳子ビューエル社長)は、肌に潤いを与える機能を持つ繊維の取り扱いを本格化する。ビューエル社長は「『着る化粧品』として世の中に浸透させたい」と意気込む。

 繊維は、ドイツの研究機関の特許製法で作られ、美容に良いビタミンEを構成成分とする特殊繊維「セル ソリューション スキンケア」。アルトスターは、この素材の国内総代理店になっている。

 人間の体温と摩擦に反応してビタミンEを継続的に放出し、肌に潤いを与える繊維だという。ビタミンEは100回洗濯した後でも検出され、「ボディークリームが不要になる」(同社)。再生繊維のためプラスチックごみの削減にもつながる。

 アパレル各社は、アルトスターを通じて仕入れた繊維を使い、さまざまな機能性衣料を商品化している。ワールド(神戸市)のブランド「INDIVI」は「着るうるおい」シリーズとしてブラウスを発売し、「今後もアイテムを拡充する」(ブランド広報)という。クレサヴァ(東京都)はコスメティックウエア「OBLIQUE(オブリーク)」として売り出す。

 アルトスターは化粧品製造販売業許可を取得しており、商品に「皮膚に潤いを与える」「皮膚の乾燥を防ぐ」といった効能を表示できる。

 同社は温度調整機能のある素材「セル ソリューション クリマ」の代理店も務め、家具インテリア大手のニトリ(札幌市)の寝具などにも使われている。(寺島努)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連記事