2021衆院選 ポスターは誰と? 自民・首相なし地元議員と 野党・公認未定で対応苦心も
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 衆院議員の任期満了まで半年を切った21日から公選法により立候補予定者の個人ポスターの掲示が禁止となり、2人以上が並ぶいわゆる政党活動用などの「2連ポスター」がお目見えしている。党の顔である総裁や代表とのポスターは定番の一つだが、群馬県関係を見ると、自民は伸び悩む内閣支持率を反映してか菅義偉首相とのツーショットはなく、県内国会議員や県議と並んだものが掲示されるなど地元重視の姿勢が目立つ。野党側は公認の行方が未定で作製できなかったり、政治家以外を採用したりしている。

 自民は3区現職の笹川博義氏と、比例北関東現職で1区公認を目指す中曽根康隆氏が注目度の高い小泉進次郎環境相とのポスターを用意。笹川氏は現在、環境副大臣を務め、康隆氏は米国留学先の同窓生で年齢も近いなど、それぞれ関係が深い。

 県内国会議員とのポスターは3人。1区現職の尾身朝子氏は県連会長で5区現職の小渕優子氏との女性コンビとし、2区現職の井野俊郎氏は中曽根弘文参院議員、4区現職の福田達夫氏は清水真人参院議員。井野氏、福田氏、康隆氏は他に地元県議とのポスターもある。

 一方の野党側は立憲民主が比例北関東現職で2区から出馬予定の堀越啓仁氏と4区新人の角倉邦良氏が枝野幸男代表。比例北関東現職で3区から出馬予定の長谷川嘉一氏が長妻昭副代表とのポスターを用意するなど党幹部が目立つ。

 ただ、1区は県連が公募を経て昨年12月、党本部に新人の斎藤敦子氏の公認を申請したが、結論が出ていない。斎藤氏は「枝野氏とのポスターを希望しているが、公認が未定で作製できずにいる」と打ち明ける。

 立民の公募に応募するなど1区からの出馬を目指す元職の宮崎岳志氏は、旧知で経済政策の考え方が近いという経済評論家の勝間和代さんとのポスター。「政党に所属していないので、政治家にはお願いしにくい」としている。
(まとめ 西山健太郎)

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