スバル5割減益 21年3月期 今期はコロナ前水準見込む
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 群馬県に国内唯一の自動車生産拠点を置くSUBARU(スバル、東京都渋谷区、中村知美社長)が11日発表した2021年3月期連結決算(国際会計基準)は、純利益が前期比49.9%減の765億円、売上高が15.4%減の2兆8302億円で、2年ぶりの減収減益となった。新型コロナウイルス感染拡大で落ち込んだ需要が北米を中心に回復したが、上半期のマイナス影響を補いきれなかった。半導体不足による減産も響いた。

 本業のもうけを示す営業利益は51.3%減の1025億円で2年ぶりに減少。世界販売台数は16.8%減の86万台に落ち込んだ。昨夏以降、北米を中心に販売は復調したものの、今年1月からは半導体不足による減産で需要に対応しきれない状況が続いている。

 22年3月期の業績予想は、売上高3兆3千億円、営業利益2千億円、純利益1400億円とコロナ禍前の水準を見込む。世界販売の7割以上を占める北米市場を中心に販売台数の回復が見込めるとして、販売台数は100万台を計画する。
(大森未穂菜)

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