上州新屋駅(甘楽町)が新築移転へ 「めんたいパーク」徒歩圏に 同時期開業、観光客増へ期待高まる
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 県道の拡幅に伴い、上信電鉄の上州新屋(にいや)駅(群馬県甘楽町金井)が、現在地から線路を挟んだ北側に新築移転する。県と同町が整備する新駅舎とホームは来年3月に供用開始予定で、県は駅前ロータリーも新設する計画。同時期にめんたいこをテーマにした複合施設「めんたいパーク」が駅から徒歩圏内に開業することもあり、地元では観光客増加への期待が高まっている。

 めんたいパークが開業する甘楽第一産業団地(同)への交通アクセスを向上させる目的で、県は国道254号と同バイパスをつなぐ県道金井高崎線の道幅を広げる。県道は駅のすぐ西側を通っているため、拡幅区域にある現駅舎とホームを取り壊して移転する。

 県は現在の駅から線路をまたいだ北側の土地を確保。駅舎とホームの新築に加え、タクシーや送迎用の乗用車の利用を想定した駅前ロータリーも整備する。

 新築移転の費用は県と甘楽町が折半する方針で、それぞれ本年度予算に3900万円を計上した。駅前ロータリーは県の予算で整備する意向だが、設計段階のため、予算規模は未定としている。

 上信電鉄によると、現在の駅舎は木造平屋建てで延べ床面積約40平方メートル。1950年の建設とされ、改修を繰り返しながら利用されてきたという。昨年4月~今年3月の1日当たりの同駅の平均利用者数は約200人。同社は「テーマパーク開業と新駅オープンのタイミングが重なる。利用者の増加が見込める」と期待する。めんたいパークは食品製造業のかねふくめんたいパーク(愛知県)が開業する。

 茂原荘一町長は「同駅は町東部の玄関口。人が集まるにぎやかな駅になって、町の発展に寄与してほしい」と話している。
(細井啓三)

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