部品を供給し織機受け継ぐ 群馬産業技術センター+繊維工業試験場+泉織物
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 桐生織などの生地を作る「織機」の部品不足に対応するため、群馬県立の群馬産業技術センター(前橋市)と繊維工業試験場(桐生市)は、老舗機屋の泉織物(同)と連携し、部品の試作に乗り出す。古くから使われている織機の多くはそれぞれ規格が異なる上、製造元が廃業している場合もあり、修理の際の部品調達が困難な状況にあるという。3者は同センターの3D加工技術などを応用し、織機ごとに規格の異なる部品でも比較的手軽に製作できる環境を整え、安定供給につなげる。

 部品の試作は、学術・技術の向上を図るNPO北関東産官学研究会(同)の助成事業に採択された。将来的には、同センターでの成果を県内の加工業者に引き継ぎ、部品の製作を委託する道筋を付けたい考え。
(丸山仁見)

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