「緻密さ欠ける」 山本一太知事が魅力度ランキングを批判 実施機関は反論「確立した手法」
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群馬県の山本一太知事(2020年9月撮影)

 民間シンクタンク「ブランド総合研究所」(東京都)が毎年発表している都道府県魅力度ランキングについて、群馬県の山本一太知事は15日の定例会見で、庁内チームの検証結果に基づき「魅力度を適切に示すランキングとは言えない」とする県の主張を発表した。

 山本知事は「魅力度は多角的な指標で総合的に評価すべき」とし、同ランキングが一つの質問だけで評価している点などを批判。「(メディアなどに取り上げられる)社会的影響の大きさを考えれば、緻密さに欠ける」とした。

 同ランキングを巡っては北関東3県の下位低迷などが話題を集めてきた経緯がある。群馬県は昨年、過去最高の40位に上昇したが、山本知事は「うれしくない」と反発し、調査手法などを検証する方針を示していた。職員5人が大学教授ら専門家2人の意見を聴きながら検証したという。

 一方、同研究所の田中章雄社長は上毛新聞の取材に「国連の世界幸福度ランキングのように、一つの総合的な言葉で調査を行う手法は確立したもの」などと反論。その上で「昨年のランキング上昇の理由を分析し、活性化につなげればもっとブランド力が高まるのではないか」と指摘した。(西山健太郎)

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