地酒のたるを食器に再生 三美堂がプロジェクト 「料理と器のストーリーで演出」
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「まこもす」を手にする吉村さんと、器の材料となる酒だる

 食器卸売りの三美堂(群馬県高崎市上並榎町、吉村泰平社長)が、廃棄予定の地酒のたるから食器を生み出すプロジェクトを始めた。現在は事業者向けに販売。4代目で「うつわ演出家」の吉村聡さん(35)は「料理と器のストーリーを組み合わせた演出で、お客さまとのコミュニケーションに役立ててほしい」と話している。

 食器の名称は「まこもす」。酒だるを包むために使われる植物「真菰(まこも)」と「醸す」を掛け合わせた。鏡開きなどで使われ、廃棄されるはずだった酒だるから短冊状の板材「榑(くれ)」などを取り出し、盛り皿などにする。加工は吉沢指物店(沼田市)に依頼している。(寺島努)

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