高崎-板倉にバス高速輸送「BRT」 実現向け県が調査費計上へ
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東毛広域道路は2014年8月31日に玉村伊勢崎バイパスの一般利用が始まり、事業開始から52年を経て58.61キロが全線開通した(2014年9月1日付より)

 都市間の効率的な人の流れを作ろうと、群馬県が東毛広域幹線道路(高崎市―板倉町、58.61キロ)にバス高速輸送システム(BRT)を導入するための調査費を、2018年度一般会計当初予算案に計上することが分かった。

◎高崎駅起点 ニーズや移動実態調べる

 BRTは既存道路を活用し、バス専用レーンや連節バスなどを組み合わせて運用する新しい交通システム。県は新年度、沿線住民の移動実態やニーズなどを調査し、導入可能性を探る。JR高崎駅東口を起点に、関越道や上武道路(国道17号)、東北道などを東西に結ぶ東毛広幹道でBRTの整備が実現すれば、通勤通学などの際、県南部の主要都市間の交通利便性が高まる効果が期待される。方針は2日、県議会最大会派、自民党に対して示された予算案概要で明らかになった。

 策定作業中の県交通まちづくり戦略の原案では、バスが時間通りに運行できるよう専用レーンの設置や、バスを優先的に通行させるため、信号を制御する公共車両優先システムの検討を盛り込んでいる。7日発表予定の18年度一般会計当初予算案は、高崎市で計画されているコンベンション施設整備の本格化などが影響し、17年度当初(7245億円)を上回る規模となる方向で調整している。

 重点施策では群馬県で28年に予定される国民体育大会への競技力向上策や、産業団地整備などにも予算配分される見通し。

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