《新型コロナ》群馬県が警戒度「4」検討 新規陽性40人
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 新型コロナウイルス感染症で、群馬県と前橋、高崎両市は2日、新たに10歳未満~60代の男女40人の陽性が判明したと発表した。県内での感染確認は、再陽性も含め累計8936人(うち155人死亡)となった。7月下旬以降、1日当たりの新規陽性者が100人を超える日が相次ぐなど感染が急拡大している。県は近隣県の状況を踏まえながら、政府へのまん延防止等重点措置の適用要請も視野に、県独自の警戒度を最も深刻な4へ引き上げることを検討しているもようだ。

 2日の新規陽性者の発表人数は40人だったが、検査件数が少ない週末に続く月曜は、新規陽性者の発表数が少なくなる傾向がある。

 太田市内の医療機関で1日までに患者6人と職員2人の計8人の陽性が判明した。陽性者が関係する一部病棟で新規入院の受け入れを停止している。前橋市内の事業所では2日までに従業員5人の陽性が判明。この2件について、県と市はクラスター(感染者集団)が発生したとみている。

 デルタ株(インドで確認された変異株)が含まれ、拡大が懸念されるL452R変異株について、県は20~40代の男女3人から新たに検出されたことも公表。県内での確認は計181人となった。

 新型コロナ対策を巡り、山本一太知事は同日都内を訪れ、西村康稔経済再生担当相、河野太郎行政改革担当相とそれぞれ面会した。県によると、西村氏には急拡大している県内の感染状況を説明し、今後の対策強化を協議したいと要望。西村氏は引き続き本県と連携して対応する意向を示した。河野氏には、米ファイザー製ワクチンの配分に当たり、不足の懸念が生じないよう求めたという。

 近隣では栃木県が同日、まん延防止等重点措置の適用を政府に要請。福島県も同日、要請方針を決めた。茨城県は国に緊急事態宣言の発令を要請するか、県独自の緊急事態宣言を出すかを検討している。

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