《新型コロナ》群馬でもモデルナワクチンに異物 厚労省見合わせ要請と別ロット
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 米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチンの異物混入問題で、群馬県は29日、県営東毛ワクチン接種センター(太田市)で使用予定だったワクチンの瓶1本に異物を確認したと発表した。厚生労働省が使用見合わせを要請しているロット番号の製品ではなかった。県は同じロット番号の製品の使用を暫定的に停止し、同省に報告した。今後の使用可否を確認している。

 県によると、同日午前10時半ごろ、瓶から注射器へ薬剤を入れる際、担当者が黒っぽい点のような異物を目視で見つけた。午前11時から受け付けを停止し、別のロット番号のワクチンを解凍して正午すぎに接種を再開した。午前11時に予約していた158人は1時間ほど待機し全員接種した。

 異物を確認した瓶と同じロット番号のワクチンは、東毛センターで27日午前10時半ごろから29日に停止するまで使用し、計4575人に接種した。現時点で体調不良などの報告はない。同じロット番号の残りは1万1020回分だが、県は「他のロット番号の製品で対応可能。今後の運営に影響はない」としている。

 モデルナ製の国内供給を担う武田薬品工業が30日に瓶を回収、調査する予定。

 同省は29日、沖縄県で使用予定だったワクチンで見つかった異物について、注射器の針を瓶に刺した際にゴム栓が削り取られてゴムの破片が混入した可能性があると発表している。

◎県内新規陽性162人
 新型コロナウイルス感染症で県と前橋、高崎両市は29日、新たに10歳未満~80代の男女162人の陽性を確認したと発表した。県内での感染確認は、再陽性も含め累計1万4667人(うち159人死亡)となった。

 伊勢崎市の放課後児童クラブでは23~28日に児童3人、職員3人の計6人の感染が分かり、県はクラスター(感染者集団)が発生したと判断した。県は今後、児童や職員の計46人について検査する予定。

 デルタ株が含まれるL452R変異株は、新たに男女47人から検出され、県内での確認は計1960人となった。

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