《新型コロナ》伊勢崎に療養ホテル 群馬県が追加 県内新規陽性176人
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 新型コロナウイルス感染症で、群馬県と前橋、高崎両市は2日、新たに176人の陽性が判明したと発表した。同日までの1週間の新規陽性者数の平均は196.7人と高止まりが続いている。県は軽症者らの療養先となるホテルを伊勢崎市内に追加し、7日から運用を始める。

 療養先のホテルは5カ所目。186室を確保し、既に運用しているホテルと合わせ計1319室となる。陽性者への対応として、県は自宅療養への振り分けも始めているが、「入院やホテル療養を基本とする」とし、引き続き専用病床やホテルの確保などに努める。

 いわゆる野戦病院のような臨時医療施設について、山本一太知事は2日の記者会見で、「現状で設置する段階に至っていない」との認識を示した。医療従事者や医療物資の確保などが大きな課題だと指摘し、入院やホテル療養の機能不全が想定される事態となれば、開設も検討するとした。

 本県に緊急事態宣言が適用されて約2週間が経過したことについては「まだ目に見える効果は出ていない」と述べた。政府への延長要請などの対応は、今後の感染状況の推移に応じて判断するとした。

 2日発表の新規陽性者176人は、10歳未満~90代の男女。これまでとは別の前橋市の高校で生徒5人の陽性が判明、クラスター(感染者集団)が発生したとみられる。県内での感染確認は再陽性も含め累計1万5275人(うち159人死亡)。重症者は同日時点で過去最多の27人に増えた。デルタ株が含まれるL452R変異株は、新たに10歳未満~80代の男女17人から検出され、県内での確認は計2199人となった。
(山田祐二)

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