ヤマダHD 三嶋社長が辞任 山田会長が兼務
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山田昇氏

 家電量販店最大手のヤマダホールディングス(HD、群馬県高崎市栄町)は15日、三嶋恒夫社長(62)が健康上の理由により30日付で辞任すると発表した。創業者の山田昇会長(78)が社長を兼務する。三嶋氏は同HD傘下の大塚家具の会長兼社長も30日付で辞任する。

 同HDによると、15日に三嶋氏から辞任の申し出があり、受理したという。三嶋氏の辞任後も法令・約款で定める取締役の人数を満たしており、山田会長による社長兼務のほかに取締役の異動はない。

 同HDは2020年10月に持ち株会社体制に移行したが、同年3月の取締役会で決議した段階では山田氏がHD社長に就く見通しだった。その後、山田氏が会長、三嶋氏が社長と人事が変更された経緯がある。山田氏は08年にヤマダ電機社長から会長兼最高経営責任者(CEO)となった後、13~16年に再び社長を務めており、社長復帰は2度目。

 三嶋氏は福井県出身で金沢経済大(現金沢星稜大)卒。北陸を中心に家電量販店を展開するサンキュー(福井市)でリフォーム事業の立ち上げを担当し、同社を子会社化したエディオンで取締役を務めた。17年にヤマダ電機に入社し、副社長を経て18年5月に社長に就いた。20年10月から21年3月までは家電販売会社「ヤマダデンキ」の社長を兼任し、20年12月からは大塚家具の社長も務めていた。

 大塚家具の後任の社長について、同社は「調整中」としている。決定後、ホームページで発表する予定という。(寺島努)

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