「走り回り、汗かく会長に」 福田、小渕氏が自民党要職就任で抱負 「良い修練の場」と地元も期待
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臨時総務会後、記念写真に納まる自民党の(右から)甘利幹事長、岸田総裁、福田総務会長、遠藤選対委員長
臨時総務会で組織運動本部長に就いた小渕氏(右)

 自民党の岸田文雄総裁が新執行部を発足させた1日、総務会長に就任した福田達夫衆院議員(54)=群馬4区、当選3回=は、臨時総務会と初の役員会、新役員による共同会見に臨んだ。

 臨時総務会で福田氏は「走り回り、汗をかく総務会長として総務会の運営をしっかりとやっていきたい」とあいさつ。早速、議長役を務めた。

 共同会見では総務会長として取り組む党改革について問われ、「総務会は執行する機関ではなく、物事を決める機関。その政治決定のプロセスが国民に分かりやすい自民党を目指す」と述べた。

 甘利明幹事長は、岸田氏が掲げる多様な人材登用に触れ、福田氏に対し「総裁が試練を与えて、将来を担う人材として育てていくということなのだと思う。いかに当選3回といえども、党をまとめることができるのかが試されている」とエールを送った。

 また、組織運動本部長に就いた小渕優子衆院議員(47)=群馬5区、当選7回=は臨時総務会で「党勢拡大、そして500を超える友好団体と活動を強化しながら、選挙で勝利を頂けるよう頑張る」と抱負を述べた。(関口健太郎)

◎地元も期待

 自民党の総務会長に福田達夫衆院議員が、組織運動本部長に小渕優子衆院議員が1日就任したのを受け、それぞれの地元関係者から歓迎や期待の声が上がった。衆院当選3回で異例の抜てきとなった福田氏の群馬県高崎市内の事務所には支持者が訪れて祝い、祝意の電話も相次いだ。

 重要ポスト、総務会長への抜てきが伝えられた30日午後から、福田氏の高崎事務所には電話が鳴り続け、祝福の声が寄せられているという。祖父の故・赳夫元首相時代から支持している渋川市の自営業の男性(87)は1日に夫婦で事務所を訪れ、「総裁選で若い議員を束ねる姿は祖父譲りの人望を感じた。少しずつでも若い世代で党を改革してほしい」と話した。

 衆院選を間近に控え、難しい党運営も予想される。後援会連合会の児玉正蔵会長(高崎商工会議所会頭)は「熟練の議員が多い総務会で苦労も多いと思うが、良い修練の場になる。祖父や父もそうだったように、天下国家のために頑張ってほしい」とエールを送る。

 小渕氏の組織運動本部長就任にも、地元から歓迎の声が上がった。後援会総連合会幹事長の石井敬浩さん(80)=中之条町=は「支援団体など対外的な活動をすることで顔を売れるのはいいことだ。党役員としての経験が将来に役立つ」と話し、さらなる飛躍を願った。(まとめ 真尾敦)

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