衆院解散後 初の週末 短期決戦 もう“全力走” あいさつ回り、街頭演説、他候補応援…
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道行く人やドライバーに政策を訴える立候補予定者=前橋市内

 衆院が解散し、事実上の選挙戦が始まって最初の週末を迎えた16日、群馬県内各小選挙区の立候補予定者は、人の出ている街頭で有権者に政策をアピールしたり、支援者を集めて結束を強めたり、奔走した。解散(14日)から投開票(31日)までの日数は戦後最短。決戦間際になって公認が決まった予定者もおり、陣営は準備に追われた。

 「とにかく分刻みで回らないと」。選対幹部の言葉通り、3区の予定者は支援者らへのあいさつ回りに没頭した。投開票日が見込みより1週間早まり、感染症対策で大規模な集会はできない。「予定者と妻の2人で計200軒は軽くいったのでは。出向くのは選挙の基本かもしれないが」とこの幹部は話す。

 3区の別の予定者は事務所で必勝祈願祭を開いた。集まった支援者らに「命と暮らしを守るため必死で頑張る」と訴えた後、駅前などで街頭演説を繰り返した。コロナ下の短期決戦に選対幹部は「条件は皆同じ。実績を示せる人が有利かも」と推測した。

 4区の予定者は応援演説に向かった東京都内から15日夜にとんぼ返り。16日午前の事務所開きで「この国の政治を国民と紡ぎ直す」と訴えた。終了後すぐに扉を開けて待つ車に飛び乗り、地区選対の会議など4カ所以上を巡った。応援に駆け付けていた参院議員も他選挙区の事務所開きと予定が重なり、あいさつ後すぐに移動していた。

 郊外を回るつもりだった1区の予定者は、小雨のため集合住宅や室内設備のある公園に急きょ行き先を変更。親子連れに社会福祉・教育政策などを伝えた。移動中も人出が見込める商業施設を必ず経由し、車内から訴えた。午後には他の予定者を交えた演説会にも出席した。

 政党公認が発表されたばかりの1区の別の予定者は、支援者への説明や政党名を入れたポスターの確認などに追われた。陣営幹部は「疑問の声もあるが、おおむね了解いただいている。本人の頑張りを伝え、理解してもらうよう努めたい」とした。(まとめ 高野聡)

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