衆院選公示 12日間の戦いスタート 自民「牙城」に野党挑む 県内5小選挙区は最少14人
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候補者の政策に拍手を送る支持者
 

 第49回衆院選は19日公示され、31日の投開票に向けて12日間の選挙戦が始まった。新型コロナウイルス対策や、格差是正を含む経済政策が争点。9年近く続いた安倍、菅両内閣の政治姿勢も問われる。政権運営を自民、公明両党が引き続き担うのか、立憲民主党や共産党などを中心とする野党が巻き返せるかどうかが焦点。コロナ下の国の針路を巡り9党が候補者を擁立。計465議席に1051人が立候補した。

 群馬県内5小選挙区は自民党5人、立憲民主党3人、共産党2人、日本維新の会1人、「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」1人、無所属2人の14人が立候補した。2017年の前回衆院選まで3回連続で5議席を独占する自民の「牙城」に対し、野党側は立民、共産、社民3党が2~5区で「統一候補」を立てるなど共闘態勢を構築した。新型コロナウイルス対策や経済政策などを巡り、論戦が繰り広げられる。

 小選挙区の立候補者数は前回と14年の15人を下回り、1996年の小選挙区比例代表並立制の導入後、最少。各陣営は19日朝、県選挙管理委員会への届け出を済ませ、街頭や事務所前で第一声を上げた。

 4回連続の5議席独占を狙う自民は、新たに前回比例北関東ブロック選出の前職を公認した1区を含め、1~5区に前職が出馬。連立与党を組む公明党が5人全員を推薦し、総力戦で自公政権の継続を訴える。

 野党側は立民が2区に前回は比例北関東単独で当選した前職、3区に重複立候補の比例北関東で復活当選した前職、4区に新人を擁立。共産は1、5区に新人を立てた。維新は1区の元職を公認。それぞれ自公政権への批判や消費税減税などを訴え、議席獲得を目指す。

 立民、共産、社民は市民団体を交え、2~4区の立民前職と新人、5区の共産新人を共通政策の合意に基づく「統一候補」と位置付けている。4、5区は自民との一騎打ちとなった。

N党は3区に新人を擁立し、見たくない人はNHKの受信料を支払わなくていいスクランブル化の実現などを訴えている。

 無所属は、立民県連が独自に「支援」を決めている新人が1区から、前回は希望の党から出馬した元職が2区から立候補した。
(西山健太郎)

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