売上高1兆目指す ベイシアグループが新形態モールを全国展開
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「くみまちMALLこじまた」出店で記念撮影に応じる土屋社長(左)と橋本社長

 スーパーを展開するベイシア(群馬県前橋市亀里町、橋本浩英社長)とホームセンターのカインズ(埼玉県本庄市、土屋裕雅社長)の両社長は26日、前橋市内で記者会見し、ベイシアグループ全体で売上高1兆円を目指す考えを示した。27日に全面開業する新コンセプトの「くみまちMALL こじまた」(前橋市小島田町)を皮切りに、「くみまち」を全国展開する方針だ。

 グループは両社をはじめ、作業服専門店チェーンのワークマン(伊勢崎市柴町)、カー用品のオートアールズ(埼玉県本庄市)などで構成し、売上高は計約8300億円。1兆円達成の目標時期について、土屋社長は明言しなかったものの「早々に果たしたい」と意欲をにじませた。

 「くみまちMALL」は、モール内の店舗同士が手を組んで街をつくることに由来する。来店頻度の高いベイシアと商圏の広いカインズの共同出店は従来もあった。「くみまち」ではさらに、取り込みが課題だった20代以下の若い世代にもアピールできるカフェやワークショップなどを充実させた。「こじまた」では年商50億円を見込み、このうちベイシアが26億円、カインズが20億円弱と予想している。

 今後は全国で「くみまち」を展開する。年内にも開業が見込まれる埼玉県新座市の店舗で展開が可能かを検討しているという。
 ベイシアは前身のいせや創業から60年、カインズは設立30年を迎える。橋本社長は「節目は重い。客数の最大化を目指し、『新しいベイシア』として進化したい」と説明。土屋社長は「『30年で変わったな』と思ってもらえる店やサービスを提供することで発祥の地である群馬に恩返ししたい」と述べた。

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