ビール、肌着に涼求め 猛暑で商戦熱気
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酷暑でビールの消費が伸びている=17日、ベイシア前橋みなみモール店

 群馬県内で猛烈な暑さが続く中、小売店ではビールや清涼飲料、暑さ対策商品の売れ行きが好調だ。清涼感を高めた機能性肌着や、丸洗いできるスラックスなども人気を集める。一方、ゴルフ場では暑さを理由にしたキャンセルが発生。雨不足による農作物の生育不良を心配する声も上がり始めている。

 スーパーを展開するベイシア(前橋市)は、1週間前に比べてビールの売り上げが3割伸びた。前橋みなみモール店では17日も来店客が冷蔵棚のビールを次々とカートに入れていた。斉藤和実店長は「欠品のないように品出しをしている」と、商品補充の徹底を指示していた。

 イオン高崎店(高崎市)では、プライベートブランド商品のインナー「極さら」が好調。特殊な編み方で不快なべたつきを減らしており、男性向けは半袖、女性向けはタンクトップやキャミソールが人気だ。

 衣料品販売のタカキューイオンモール太田店(太田市)はミントなどの成分で加工した爽やかな着心地のシャツが売れている。洗濯機で丸洗いできるスラックスと合わせて購入するビジネスマンが目立つ。

 一方、猛暑で営業に支障が出ているケースもある。ゴルフ場の高梨子倶楽部(安中市)では、今週の平日にプレー予定だった客からのキャンセルが数件あった。担当者は「シニア層が炎天下でのプレーを敬遠したようだ」と話す。ただ、休日限定で実施する午前5時からの早朝プレーは利用客が増えており、「暑くならないうちにと、午前9時ごろには帰途に就くお客さまもいる」という。

 夏野菜のゴーヤーの出荷量、出荷額がいずれも本州1位のJA邑楽館林(館林市)によると、雨量不足の影響で昨年と比べて出荷量が減少傾向にある。給水施設が未整備の農家があり、担当者は「雨が降れば扱い量も増えるだろう」とみている。

 JA群馬中央会によると、稲作では猛暑が続くことで米粒が白濁するなどの高温障
害が生じる恐れがある。畑作における水不足も懸念されるとして、天候に気をもんでいる。

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