「未来のミライ」「サマーウォーズ」… 細田アニメをのれんに 桐生・コスモが商品化
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「サマーウォーズ」ののれんをPRする森田社長(左)と「未来のミライ」ののれんを持つ大島マネージャー

 装飾インテリアメーカーのコスモ(群馬県桐生市広沢町、森田和之社長)は、20日に公開されるアニメ映画「未来のミライ」を含む細田守監督作品を再現したのれんを商品化した。地元企業から生地を仕入れ、自社でプリント加工まで手掛けた。公開に合わせ、全国50の東宝系主要映画館などで販売される。

 森田社長が細田監督作品のファンで、アニメ製作会社に3年がかりでアプローチして契約。細田監督が手掛けた「サマーウォーズ」や「バケモノの子」といった全5作品をそれぞれ商品化した。

 のれんは長さ150センチ、幅85センチ。地元企業の生地を使い、裁断やプリント加工などをコスモが培った技術を駆使して仕上げた。価格は税別3500円。

 映画公開に合わせ、全国50の東宝系複合映画館で販売される。25日から東京ドームシティ(東京都)で開かれる「未来のミライ展」のほか、横浜や名古屋など主要都市で開かれる期間限定のグッズショップ、インターネットでも購入できる。

 製作に携わった大島康央マネージャーは、「未来のミライ」の世界観を再現するため色合いにこだわったといい、「入道雲の表現が難しかった」と振り返る。

 コスモは1981年創業。当初はクッションカバーやテーブルクロスなどを手掛けていたが、のれんの企画や製作販売に参入。低価格で加工を請け負う海外工場の勢いに危機感を覚え、自社の強みを持ちたいと20年ほど前から著作権使用のライセンスビジネスに着目した。

 現在は多数の著作権管理者や会社などと契約。のれんは、ディズニーやサンリオの人気キャラクターから、県のマスコット「ぐんまちゃん」、竹久夢二作品まで約800種類を扱っている。

 森田社長は「のれんが売れれば、取引のある地場企業みんなが潤う」と、細田監督最新作のヒットに期待している。

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