酷暑で揚げ物売れる スーパー・百貨店の総菜
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酷暑の影響で売り上げが伸びている揚げ物の売り場=高崎高島屋

 連日の酷暑を受け、群馬県内のスーパーや百貨店で揚げ物が例年に比べて売れている。「暑い中で油を使った料理をしたくない」といった理由で、すぐに食べられるコロッケやカツ、天ぷらが人気。揚げ物を食べて真夏を乗り切りたいという消費者心理もあり、夕方になると総菜コーナーがにぎわっている。

◎高温で料理嫌? 麺類付け合わせ

 高崎高島屋の食品コーナーにある神戸コロッケは、期間限定のまるカツ(162円)が好調だ。海の幸、野菜など種類が豊富で、3個(470円)、6個(899円)とまとめ買いする人もいる。

 高島屋の担当者は「料理で火を使うと汗だくになるとの理由で、出来合いの購入につながっている。今年は特に暑く、昨年より何割かは多いのでは」とみる。

 オランダコロッケ(120円)で知られる平井精肉店(高崎市)にも夕食時は多くの客が訪れる。メンチ(120円)やロース、ヒレのカツも売れている。夏場は他の季節に比べて売り上げが1~2割増える。

 スーパーを展開するフレッセイ(前橋市)では、梅雨明け直後からかき揚げの販売が急増した。一時は売り上げが大きく伸びたため、生産が間に合わなくなるほどだった。

 天ぷら類の需要増に伴い、ざるそばや冷やし中華の売り上げも伸びている。同社は「天ぷらは、冷たくてさっぱり食べられるメニューの付け合わせとしてニーズがある」と分析する。

 栄養バランスが良くスタミナ食とされるナマズの料理も好評だ。川魚専門の和食料理店、小林屋(板倉町)では、天ぷら(310円)やミンチ状に加工するたたき揚げ(50円)の持ち帰りが増えているという。

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