クイズおみくじが優勝 前橋中心街活性化 大学生がアイデア発表
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「なぞときみくじ」を発表した慶応大と共愛学園前橋国際大の学生グループ

 群馬県の前橋市中心街の活性化をテーマに、慶応大生と共愛学園前橋国際大生が協力してアイデアを練る研究合宿は最終日の21日、前橋中央通り商店街の交流施設「コム」で発表会を開いた。10組が実際に市街地を歩いて考えた方策を披露し、商店街の各所にご当地クイズ付きのおみくじを置く「なぞときみくじ」が優勝した。実現に向け、秋から本格的に動きだす。

 参加者は19日に前橋入りし、大学や学年、男女の枠を超えたグループを作って作業してきた。この日の発表に向けて現地を調査し、班ごとに話し合い、意見をまとめた。大型モニターを使った発表は5分間で、続く5分が質疑応答。商店街や行政などの関係者が審査に当たった。

 「なぞときみくじ」を発表したのは慶応大の板垣潤さん(4年)、中島彗芽さん(3年)、久保文音さん(同)、前橋国際大のクリアードあきらさん(3年)、片岡莉奈さん(2年)のグループ。

 「人をちょっと増やす」をキーワードに、商店主らの負担が少ない企画にまとめ、前橋中央通り商店街振興組合の大橋慶人理事長(59)は「今までにない発想。ぜひ実現させたい」と評価した。

 ほかにも商店街で子どもたちが就労体験する「週末子ども商店街」や、商店街の専門性を生かした外部の人たちとのコラボ商品開発など、学生ならではの柔軟なアイデアが紹介された。合宿を支援した田中仁財団の田中仁代表理事は「どれも芯を食っていた。前橋にインストールできる可能性がある」とたたえた。

 発表されたアイデアは、いずれも前橋まちなかエージェンシーが協力して実現の可否を探る。主導した慶応大総合政策学部の飯盛義徳教授(54)は「学生の希望者を募り、10月には動きだしたい」と話していた。

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