セーブオン 35年に別れ 「もう一杯だけ」名残惜しむ常連の姿
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セーブオンのポール看板をクレーンで撤去する作業員=セーブオン前橋南インター店

 群馬県発祥のコンビニエンスストア、セーブオンが31日閉店し、35年の歴史に幕を下ろした。時間短縮営業の11店舗は30日夜に、24時間営業の146店舗は31日午前7時に閉店。名残を惜しむファンが、地場コンビニの店じまいを見守った。

 午前5時半ごろ、夜勤明けで前橋南インター店(前橋市新堀町)を訪れた会社員の野村正人さん(38)=高崎市=は、7時前に再度訪れ「もう一杯だけ」と購入したカプチーノと看板とを写真に収めた。高等専門学校生の田所樹希さん(16)=前橋市=は「友人と自転車で遠出をすると、休憩に立ち寄るのはいつもセーブオン。本当に閉まっちゃった」と、店内のブラインドが閉まるまで見届けた。店員によると31日朝は通常より客数が多く、他店舗を回ってきた客もいたという。

 同店では同日、高さ約8メートルのポールから縦2.4メートル、横1.5メートルの看板が下ろされ、玄関上部の「SAVE ON」の看板も外された。セーブオンによると、2日までに県内全ての店舗看板の撤去が完了する。同社は「お客さまには感謝の気持ちでいっぱい。今後はローソンとして心機一転、より良いサービスを提供する」とした。10月4日から順次、ローソンとして開店する。


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