地元就職 イメージ思い浮かべて 前橋で高校生が体験型企業説明会
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包帯の巻き方を体験する高校生

 将来的な若者の定住やUターン就職を推進しようと、前橋市は1日、高校生向け体験型企業説明会「ミライバシ2018~前橋の未来への架け橋」を同市の前橋プラザ元気21で開いた。市内に本社や拠点を置く企業や大学、専門学校など45団体が出展。生徒に仕事の一端に触れてもらい、地元企業で働く醍醐味だいごみや仕事の面白さをアピールした。

 進学、就職の両希望者を対象にしたキャリア教育の一環で、こうした説明会を開くのは初めて。市産業政策課によると、県内のUターン就職率は約30%で推移し、市も同じ傾向という。同課は「早い段階で地元就職という選択肢を意識してもらい、将来の参考にしてほしい」としている。

 高校生たちは「ものづくり」「食べもの」「医療・福祉・保育」「利根川(まち)」から興味のある言葉を選び、関連する企業のブースを訪問。「人形を使った赤ちゃんのおむつ交換・包帯巻き」(前橋東看護学校)や「新聞記事の見出し付け」(上毛新聞社)などを体験し、さまざまな仕事へのイメージを膨らませた。

 情報処理の仕事を志望する前橋商業高3年の勝田響さん(18)=渋川市=は「普段接点のなかった会社や仕事について知る良い機会になった。今後の人生に役立てたい」と話した。

 ベッドフレーム製造などを手掛ける丸橋鉄工は、3Dプリンターなどを実演し、設計や製造を体験するコーナーを構えた。丸橋雄太常務は「社名を認知してもらった上で、体験を通して会社や仕事に対して何か印象を持ってもらえれば」と将来の人材獲得に期待した。

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