医療費 最高6353億 高齢化、5年で500億増 昨年度県内
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 2017年度に病気やけがの治療で群馬県内医療機関に支払われた概算医療費は前年度比101億円増の6353億円で、2年ぶりに過去最高を更新したことが21日、厚生労働省のまとめで分かった。高齢化や医療の高度化で増加傾向にあり、5年で500億円超増えた。

 診療種類別は診療や治療、入院などの医科が4910億円で、薬代を主とする調剤が1022億円、歯科が393億円、訪問看護療養が27億円。

 県によると、生活習慣病予防の特定健診の受診率は県内で5割にとどまる。県は本年度から6年間の医療費適正化計画で受診率70%を目標に掲げ、ジェネリック医薬品の利用(目標利用率80%)などとともに啓発を進める方針だ。地域包括ケア推進室は「医療費適正化計画を着実に進め、医療費の抑制につなげたい」としている。

 概算医療費は公的医療保険と公費、患者の窓口負担の合計。12年度5839億円、13年度5922億円、14年度6036億円、15年度6290億円、16年度6252億円で、高額薬の薬価引き下げにより一時的に調剤費が下がった16年度を除き増加が続く。17年度の増加率は1.6%で全国(2.3%)を下回った。

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