山本一太氏 知事選に出馬へ 意向固め近く記者会見
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山本一太氏

 任期満了(来年7月27日)に伴う来年夏の群馬県知事選で、自民党県連会長の山本一太参院議員(60)が出馬の意向を固めたことが4日、関係者への取材で分かった。近く記者会見を開いて発表する見通し。山本氏は自身のブログや政治集会で出馬を検討すると表明し、今月中に結論を出すとしていた。参院選群馬選挙区の党公認候補になっており、同選挙区の後任候補者を巡る動きも活発化しそうだ。

◎ブログでは「政策、実績競い合う」

 山本氏は10月以降、自身への待望論など知事選への考えをブログに投稿。11月に高崎市で開いた政治集会で後援者の声や独自の世論調査の結果を踏まえ、結論を出す意向を表明した。

 その後、世論調査結果を「全体としては山本一太が大沢知事をダブルスコアで引き離している」とブログに記し、各地区などの後援会長約70人の9割超が支援を明言したことも記述。3期目の大沢正明知事(72)と自身が知事選に出た場合に関し「その時は正々堂々と政策や実績を競い合い、県民の審判を仰げばいい」と記している。

 山本氏は1958年、草津町生まれ。中央大法学部卒、米国ジョージタウン大大学院修了。95年に父・富雄元農水相の急逝を受けて出馬した参院選で初当選し、現在4期目。第2次安倍内閣で沖縄北方担当相を務めた。現在は参院自民党政策審議会長。2016年から党県連会長で、2期目を務める。

 知事選を巡っては、共産党が関係する市民団体が候補者擁立を目指している。

◎現職の大沢正明氏は2月にも結論

 知事選への対応について、大沢正明知事は来年2月中にも結論を出す意向を示している。ただ、山本一太氏のブログ投稿などを巡り、現職を支持する人たちからは「挑発的だ」との声も上がっており、大沢氏の今後の判断が注目される。

 大沢氏は11月7日の定例会見で、知事選への対応は「今のところ白紙だ」とした上で「(来年度の)予算編成の方針を決めるまで集中したい」と述べた。その後の報道陣の取材に対しても、態度を明らかにしていない。

 大沢、山本両氏が出馬を決断すれば、大沢氏が初当選した2007年以来の保守分裂選挙となる可能性がある。

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