MOVIX 来春スマーク伊勢崎へ移転 映画ファン 寂しがる声
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来春移転するMOVIX伊勢崎=11日、伊勢崎市宮子町

 群馬県の複合映画館(シネマコンプレックス)「MOVIX伊勢崎」(伊勢崎市宮子町)を運営する松竹マルチプレックスシアターズ(東京都中央区)は11日、同映画館を来春、大型商業施設のスマーク伊勢崎(同市西小保方町)内に移転すると発表した。建物を所有するベイシア(前橋市亀里町)によると、移転後の施設の利用方法は未定。関東最大のシネコンとして1999年に開館し、19年間親しまれてきた映画館の移転に、利用者からは寂しがる声が上がった。

◎ベイシアと賃貸契約満了 退店後の施設は「白紙」

 松竹マルチプレックスシアターズによると、宮子町での営業は来年2月28日まで。スマーク伊勢崎での営業開始は来春を目指している。10スクリーン約1700席の予定で、現在スマーク内で営業中の映画館「プレビ劇場ISESAKI」(来年1月27日で閉館)と同規模となる。移転の理由について同社は「賃貸契約が満了するため」と説明している。

 MOVIX伊勢崎は、99年7月、スーパーや衣料品店、飲食店などが集まるベイシアグループのショッピングセンター「スーパーモールいせさき」内に開館した。県内2館目のシネコンで、関東最大の11スクリーンが備わった点も話題を呼んだ。鉄骨造り4階建て、延べ床面積5330平方メートルの施設はベイシアが管理しており、同社は「退店後は全くの白紙」としている。

 MOVIX伊勢崎の入り口には移転リニューアルを知らせる看板が置かれていた。みどり市の男性(30)は「ここは(商業施設内ではなく)単独の映画館なので映画好きが集まる。その雰囲気が好きだった。移転してしまうのは寂しい」と話した。

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