サケ遡上 3年連続で5000匹割れ 利根大堰 原因は不明
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 群馬県千代田町と埼玉県行田市にまたがる利根大堰おおぜきを通って利根川を遡上そじょうしたサケの数が2018年は4142匹にとどまり、3年連続で5000匹を割り込んだ。15年まで年間1万匹前後が遡上してきたが、ほぼ半減した。減少した明確な原因は不明で、稚魚の放流を続ける県内の団体は「地道に活動を継続するしかない」と話している。

 利根大堰を管理する利根導水総合事業所によると、18年は10月26日に初めて26匹が遡上し、10月は183匹、11月は3414匹、12月25日の調査終了までに同月545匹を確認、計4142匹となった。30年以上、稚魚放流活動を続ける阿部忠彦さん(77)=大泉町=は「地球温暖化の影響で海流が変化したことを指摘する人もいる。原因は分からないが、活動をしっかり続けていきたい」と話している。

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