インフル19人集団感染 美原記念病院 入院の男性死亡 伊勢崎
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 美原記念病院(群馬県伊勢崎市太田町、美原盤(ばん)院長)は19日、入院患者11人と職員8人の計19人がインフルエンザA型に集団感染し、このうち入院していた男性1人が死亡したと発表した。外来と救急患者の受け入れは制限していない。県内の医療機関で集団感染が明らかになったのは今季初。

 死亡した男性について病院は、「感染と死亡の関連は否定できないが、脳卒中が原因の可能性が高い」としている。

 集団感染が確認されたのは回復期リハビリ病棟。感染した入院患者は40~90代の男性6人、女性5人で、職員は20~50代の女性8人。いずれも症状は発熱やせきで、同日までに6人が治癒した。12人は治療中だが、症状は安定しているという。

 同病棟は外来や救急の患者は受け入れておらず、約50人が入院している。14日に職員1人のインフルエンザ感染を確認し、17日に発症者が計11人となったため伊勢崎保健福祉事務所に報告した。インフルエンザ患者を隔離した上で別病棟への移動や家族との面会を制限している。

 病院では昨年12月上旬に職員全員が予防接種を受けた。拡大防止策として職員のマスク着用を徹底するとともに、患者や家族への説明、地域の院内感染対策ネットワークへの報告などを行っている。

 野田伸事務部長は「職員が一丸となり、感染の終息に向けて対策を実施している。関係者にご迷惑と心配をお掛けしていることをおわびしたい」とコメントした。

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