電車が神社の休憩所に わ鉄が前橋の企業に1両無償譲渡
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車両を譲り受けることになった南雲さん(右)と樺沢社長

 廃車予定の車両を有効活用してもらおうと、わたらせ渓谷鉄道(みどり市)は28日、家屋解体のナグモコーポレーション(前橋市東片貝町)に1両を無償譲渡することを決めた。同社は同市富士見町に建設中の神社で、参拝客の休憩所として車両を活用する。

◎1990年から昨年まで運行のディーゼル車両

 同鉄道は、昨年12月に譲渡先を募集した。沖縄県や山梨県を含め県内外から55件の応募や問い合わせがあったが、輸送費などがハードルとなり、最終的に1社が残った。同社の輸送費用もおよそ300万~400万円かかるという。

 神社は県道前橋赤城線沿い近くに建設中で、年内に完成予定。3月上旬までに車両を設置する。南雲登会長(71)は「わたらせ渓谷鉄道に乗ったことがあり、思い入れがあった。大切に保存したい」と話した。

 富士重工業(現SUBARU)製のディーゼル車両で、1990年から昨年12月まで運行した。

 樺沢豊社長は「わたらせ渓谷鉄道を長く支えてきた車両なので大事に活用してほしい」と話した。

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