JR吾妻線で作業カートが無人走行 羽根尾-長野原草津口駅間
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無人走行した軌道自動自転車=JR東日本高崎支社提供

 7日午前1時10分ごろ、群馬県長野原町羽根尾のJR吾妻線羽根尾駅構内で、保守点検の作業員が線路上に止めた作業用のカート(軌道自動自転車)が無人のまま動きだした。カートは線路を時速約20キロで14分間走り続け、およそ5キロ先の長野原草津口駅で作業員が停止させた。当時、運行中の電車はなかった。両駅間には踏切が5カ所あったが、けが人はいなかった。

◎先回りして止める けが人なし

 JR東日本高崎支社によると、カートは線路に異常がないかを確認するためのもので、線路上をエンジン駆動で走る。2人乗りで幅120センチ、奥行き150センチ、高さ65センチ、重さは約67キロ。人が降りると自動でブレーキがかかる仕組みだが、何らかの原因で作動しなかったとみられる。使用前の点検では、ブレーキに異常はなかったという。

 作業員は4人で、電車に線路の異常を伝える特殊信号機の見通しなどを確認していた。カートが動いているのに気付いたが追い付かず、同駅に先回りして止めたという。

 同支社は「早急に点検したい」としている。

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