食品新表示 認知は2割 来年春移行へ県が啓発強化へ
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 食品表示法の施行で、栄養やアレルギーに関する食品表示のルールが変わったことを知っている群馬県民は2割にとどまることが23日までに、県の調査で分かった。消費者が食品を選ぶ判断材料の一つとなるが、理解が広がっていない形だ。新表示への完全移行が2020年4月に迫る中、対応が遅れている事業者も多く、県は啓発を強化する。

 さまざまな法律が関係し、分かりにくいと指摘されていた食品表示のルールは、15年4月施行の食品表示法で一元化された。加工食品はカロリーなどを示す「栄養成分表示」を原則義務付けたほか、原材料で使われたアレルギー物質は見落としにくい記載法に改められた。県は表示の具体例をまとめた冊子を発行したり、事業者向けの講習会を開いたりして啓発に努めてきた。しかし、本年度実施した食品安全に関する意識調査によると、新たな表示基準が設けられたことを「よく知っていた」「ある程度知っていた」とした一般県民は計20%。「全く知らなかった」「あまり知らなかった」は合わせて79%に上った。

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