利根沼田 出産対応1院のみに
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 群馬県内で産婦人科医の確保が課題となる中、開院から半世紀近く出産を取り扱ってきた久保産婦人科医院(沼田市)が、本年度で分娩ぶんべん対応を停止することが5日、同院への取材で分かった。利根沼田地域で出産できる医療機関は、利根中央病院(同市)だけとなる。

 久保郁弥院長によると、スタッフの確保が難しくなっていることなどが要因。出産予定日が3月中旬までの妊婦には対応する。妊婦健診や出産前後のケア、小児科外来は継続する。

 西吾妻福祉病院(長野原町)も1月に出産の取り扱いを休止しており、北毛地域で子どもを産む環境が厳しさを増している。県は2月、産婦人科を持つ本県や長野県の医療機関に対し、妊婦の受け入れについて協力を要請した。県内の各消防本部は妊婦の救急搬送時に適切な対応を取れるよう訓練している。

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