「救えなかった」友人たち後悔と衝撃 高2女子 いじめの悩み相談
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 群馬県の中毛地域の県立高校2年の女子生徒(17)=前橋市=が電車にはねられて死亡し、両親がいじめ被害を訴えている問題は、女子生徒の友人に衝撃を広げている。いじめや体調不良などの相談を受けた友人には「救えなかった」との悔いが残り、友の死を今も受け止められずにいる。学校側の調査に対し、徹底した真相究明を求める声も強い。

 別の高校に通う女子生徒(17)にとって亡くなった女子生徒は一緒にクリスマス会を開いたり、趣味のアニメの話で盛り上がったりする大切な友人だった。最後に会ったのは1月中旬。数人で映画に出掛け、女子生徒も笑顔を見せていた。ただ帰り道で、「(学校で)悪口を言われている」と打ち明けられたという。

 親友を失った悲しみは今なお消えない。「相談もあったのに、なぜ救ってあげられなかったのか。もっと力になってあげられていれば」との自責の念を抱く。「親友に何があったのかをきちんと知りたい」とし、学校側には徹底した調査で解明してほしいと願った。

 中学時代の同級生(17)は「(訃報を)信じたくない。どうして、という思い」と声を震わせた。「(女子生徒は)弱音を吐かないタイプ。ため込んでしまったのかもしれない」と話した。

 亡くなる1カ月前に会ったという友人(17)は「『薬がないと眠れない』と言っていた」と振り返りつつ、「趣味の話で盛り上がった思い出が忘れられない」と話した。

◎同級生から「死ね」死亡前に母に相談

 女子生徒が亡くなる約1週間前に「同級生から『死ね』と言われた」と母親に相談していたことが9日、両親への取材で分かった。

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