文人・土屋文明ゆかりの木 「安全面」から伐採へ 高崎・西光寺
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樹齢300年とされる西光寺のイチョウ

 群馬県高崎市出身の歌人、土屋文明(1890~1990年)ゆかりのイチョウが13日、伐採されることになった。同市保渡田町の西光寺にあり、樹齢300年と言い伝えられるが、根が深く張り、境内を囲む石垣が崩れる恐れがあるためという。

 文明は3歳の時、母と伯母に手を引かれて薬師の縁日で同寺を訪れた。理由ははっきりしないものの、イチョウの下で急に怒って暴れ出し、伯母が大切にしていたべっ甲のくしを髪からむしり取って投げてしまったという。中川英幸住職(73)は「ゆかりの木なので残念だが、檀家だんかとも相談し、安全面からやむを得ず伐採することにした。切り株から、文明に思いをはせてほしい」と話す。

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