子どもの食物アレルギー 6年連続増1万2275人 県教委まとめ
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 群馬県内の公立幼稚園や小中高校、特別支援学校の児童生徒らのうち、本年度に食物アレルギーがあると申告したのは1万2275人(6.2%)に上ったことが18日までに、県教委のまとめで分かった。2012年度の調査開始以来、人数、割合とも6年連続の増加となった。アレルギーに対する保護者の意識の高まりが背景にあるとみられる。

 申告したのは、小学校が6040人(6.1%)、中学校が3431人(6.6%)、高校が2433人(6.2%)、幼稚園が247人(6.3%)など。

 このうち、症状などを記載する「管理指導表」を学校に提出しているのは計5173人(42.1%)。学校種別では小学校3262人(54.0%)、中学校1299人(37.9%)だった。

 学校給食でアレルギー食品を入れない除去食や代替食、弁当持参の対応を取っているのは3134人(1.6%)だった。複数の部位に重篤な反応が現れる「アナフィラキシー」を申告しているのは1304人(0.7%)で、701人(0.4%)が症状を緩和する自己注射薬「エピペン」を持参している。

 校内、園内で食物アレルギー対策委員会が設置されているのは全体の98.8%に当たる675カ所。学校現場で初めてアレルギーを発症する子どももおり、県教委は「いつでもどこでも誰でも起こり得ると考え、校内の対策委員会に対応の確認を依頼している」としている。

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