通学中の自転車事故率 高校生は4年連続全国ワースト 17年調査
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 2017年に群馬県の高校生が自転車で通学中、交通事故に遭った確率は全国で最も高かったことが、民間団体「自転車の安全利用促進委員会」(東京)の調査で分かった。調査が始まった14年から4年連続の全国ワースト1位。同じくワースト1位が続いた中学生は今回2位だった。

◎第1当事者割合は全国比で低水準

 調査は、自転車で通学する中高生各1万人当たりの事故件数をそれぞれ算出した。群馬の中学生は前年より1.55件減の26.05件、高校生は同0.02件減の91.94件となった。

 事故件数でみると、中学生は前年と同じ全国2位の145件で、1日当たりの平均事故発生件数は0.73件、高校生は同7位の08件で2.54件だった。

 今回の調査から、事故に関係した人の中で過失の最も重い第1当事者の割合が算出された。群馬は中学生が全国37位の5.5%、高校生は同35位の6.1%で、全国に比べて低水準となった。

 中高生の自転車事故全国ワースト1位を返上しようと、県警がマナー違反をした生徒への警告をはじめとして指導を強化しているほか、県教委は高校生向けのヘルメット着用モニター事業を始めるなど、さまざまな対策を取っている。

 県警交通企画課は「自転車の事故は重大事故になりかねない。軽車両という認識を持って、交通ルールを意識してほしい」と指摘する。ドライバーに対しても「歩行者や自転車に配慮してほしい」と協力を求めている。

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