健康な樹木守れ 大泉でクビアカツヤカミキリの防除学ぶ講習会
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 特定外来生物のクビアカツヤカミキリの樹木被害を防ぐため、農薬で防除する技術を学ぶ講習会が22日、群馬県の大泉町城之内公園で開かれた。サクラの管理などを担当する自治体職員ら80人が取り組んだ。

 県職員や農薬会社の営業所員が講師を務めた。参加者はドリルでサクラの樹幹に深さ6~7センチの穴を開けて薬剤を注入した。「スプレー式は薬剤が虫に届きにくい。こちらの方が効果がありそうだ」「ドリルを使うのは初めて。緊張した」などと話した。

 穴を開ける適期は被害木の場合は5~10月、虫の拡散予防なら7~9月が目安という。

 参加者は成虫の飛散防止のため、被害木にネットを巻き付ける要点も学んだ。講師は「定期的に見守り、見つけ次第、木づちなどでつぶしてほしい」と強調した。

 クビアカツヤカミキリはサクラの木を内部から食い荒らす虫。主催した県によると、被害木は昨年度、太田、館林、邑楽郡2市5町の255カ所で、1510本を確認。前年度に比べ本数で2.2倍と急増、7割がサクラで、ウメ、モモ、スモモ、ハナモモなどでも被害があった。

 講習会は5月14日に桐生市南公園、16日に太田市北部運動公園でも行う。詳しくは県自然環境課(電話027-226-2872)へ。

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