10連休 交通網も混乱なく穏やかに始まる 行楽地は雪でもにぎわい
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10連休初日からにぎわいをみせる草津温泉の湯畑周辺=27日午後、草津町
「やんば見放台」から八ツ場ダム周辺を眺める観光客ら=27日午後、長野原町

 皇位継承に伴う10連休が始まった27日、県内は全域で気温が上がらず、北部では雪に見舞われた。それでも行楽地には多くの人が繰り出し、散策や体験を満喫。異例の長期休みで人出が分散したせいか、主要交通網に目立った混乱はなく、落ち着いた滑り出しとなった。

◎寒さ厳しく、山沿いでは雪も
 昼ごろから雪が降り始めた草津温泉街。時折吹きつける冷たい風に身を縮ませながら、湯畑を背景に写真撮影していた高見興さん(22)と白井美衣さん(22)=福井県敦賀市=は「まさに温泉街という感じで、すごく良い雰囲気」と笑顔。前日に中之条・四万湖を訪れたといい「水があんなに青いとは思っていなかった」と満足した様子だった。

 片品村の丸沼高原スキー場には600人超が来場し、春スキーを楽しんだ。例年は5月3、4日がピーク。同スキー場は「10連休だから客が増えるのか、分散するのか読めない」としつつも、「3月以降の冷え込みと降雪で雪は豊富。いい状態で連休を迎えられた」と手応えを感じている。

 建設中の八ツ場ダムを一望できる「やんば見放台」(長野原町)には早朝から観光客が立ち寄った。高さ約18メートルの展望台から左に工事中の八ツ場ダム、右に八ツ場大橋からのバンジージャンプが見渡せ、歓声に包まれた。

 新緑とツツジが見頃を迎えた伊勢崎市の華蔵寺公園では、遊園地の乗り物やイベントを楽しむ姿が見られた。寄せ植え体験に取り組んだ太田南小5年の前嶋心愛こあさんと妹で同4年の心翔みとさんは「花が好き。連休中はタケノコ狩りやバーベキューをして自然を満喫したい」と声を弾ませた。

◎天気の見通し
 前橋地方気象台によると、27日の最高気温は各地で3月下旬から4月上旬並みだった。28日は県内上空が高気圧に覆われるため平年を上回る見込みで、予想最高気温は前橋19度、みなかみ14度。

 今後の予報は、1日に一時雨の降る可能性があるものの、最高気温は平年並みか平年より高くなりそう。令和は穏やかな天気でスタートしそうだ。

◎交通網の見通し
 JR東日本は10連休対策で新幹線の本数を3割程度増やした。自由席乗車率は27日午前8時44分東京発金沢行きの北陸新幹線はくたか555号と、午前9時4分新潟発東京行きの上越新幹線とき312号でいずれも110%を記録した。管内の各新幹線の指定席は終日ほぼ満席となっており、28日も混雑が続く見込み。

 日本道路交通情報センターによると、同日午前10時35分ごろ、上信越道下り線甘楽パーキングエリア付近で故障車の影響による最長12キロの渋滞があった以外は、目立った渋滞は発生しなかった。

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