大垂れ幕 自分たち色 布40枚染め一枚の絵 桐生女子高 最後の文化祭
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染色した布の仕上がりに満足する生徒

 桐生女子高(西村琢巳校長)の2、3年の生徒会役員8人は10日、桐生市の県繊維工業 試験場で、2年に1度の文化祭「すずかけ祭」(6月8、9日開催)で掲げる大垂れ幕に使う布を染色した。同校は2021年度に桐生高と統合予定で、最後となる文化祭を盛り上げようと、生徒は思いを込めて準備に励んでいる。

 大垂れ幕は縦12メートル、横8メートルで、1989年から掲げているすずかけ祭のシンボル。全校生徒からデザインを公募し、今回は2年生が手掛けた「SUZUKAKE 2019」の文字と、太陽の下で桐生女子高伝統のセーラー服を着た少女が元気いっぱいにピースサインをしている絵柄に決まった。

 生徒は同試験場の職員の指導を受けながら、染料を塗った紙から布に色を写す「転写捺染/rb>なっせん」などに挑戦。約40枚のポリエステルの布を青や黄緑、紫など9色に染めた。クラスごとに9色を組んで縫い合わせ、最後に生徒会で一枚の絵に仕上げる。

 すずかけ祭には模擬店はなく、クラスごとに社会問題などを研究し、生徒自身で導き出した結論を、手作りの資料でプレゼンテーション形式で披露する。約40年前からこの形式が続いている。

 同校は創立112周年を迎え、これまで約3万人の卒業生を輩出してきた。生徒会長の坂本絢さん(17)は「最後の文化祭。期待に応えられるよう頑張りたい」と話している。問い合わせは同校(電話0277-32-2182)へ。

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