きょうから注目の竜王戦 前橋の臨江閣で対局
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対局で使う駒を確認する渡辺二冠(左)と羽生棋聖。左奥は立会人の藤井九段

 将棋のタイトル戦、第30期竜王戦7番勝負の第3局が4、5の両日、前橋市の臨江閣で指されるのを前に、現竜王の渡辺明二冠と挑戦者の羽生善治棋聖が3日、群馬県入りし、対局場や将棋の駒を確認する「検分」を行った。

◎立会人は沼田出身の藤井猛九段
 午後4時ごろ、臨江閣に到着した2人は対局する本館の和室に入室。将棋盤や駒を触り、室温や明るさを確認した。立会人で沼田市出身の藤井猛九段も記録用テーブルの位置を調整した。西日が予想以上に強く、事務局は急きょ、遮光スクリーンを設置した。

 渡辺二冠は第1、2局を落としたことを受け「ここが正念場。結果を出せるようにやるだけ。今までの2局よりはましな将棋を指したい」と話した。臨江閣について「初めて来たが、庭も素晴らしく、将棋を指すのにいい場所だと思う」と笑顔を見せた。

 羽生棋聖も「非常に歴史のある建物で、光栄。たくさんの皆さんに楽しんでもらえる将棋が指せるように頑張りたい」と意気込みを語った。検分後は建物の中を歩きながら、集中力を高めている様子だった。

 夜は市内のホテルで地元の関係者と会食した。

 竜王戦の県内開催は18年ぶり。通算12期目のタイトル防衛を目指す渡辺二冠に、史上初の「永世七冠」を懸ける羽生棋聖が挑む。第2局まで羽生棋聖が連勝している。

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