渋沢栄一の力でにぎわう街へ 揮毫の額や石碑 見学しやすく
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
八坂神社に残る渋沢栄一揮毫の額と石碑

 埼玉県深谷市出身の実業家、渋沢栄一(1840~1931年)が新1万円札の肖像画に採用されたことを受け、渋沢が晩年に揮毫きごうした額と石碑がある渋川市の八坂神社の周辺住民らが、まちおこしにつなげようと動きだした。有志でつくる渋川八坂保存会(堀口靖之会長)は「渋沢が改めて注目されている今こそ、地元の文化財を広く知ってもらい、まちににぎわいを生みたい」と意気込んでいる。

 神社は安中藩主の水野備後守元綱が1654年に創建したと伝わり、1704年に作られたみこしがあることで知られる。 木製の額は縦135センチ、横78センチ。表に「八阪神社 子爵渋澤栄一書」の文字と落款があり、裏には「昭和4年10月2日」の日付と寄付者11人の氏名が記されている。境内に立つ高さ5メートルの石碑「八阪祠營繕碑」にも「子爵渋澤栄一 題額」と刻まれ、「昭和4年9月」の日付がある。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連記事