貸し切り許可得ず 「白バス」可能性強まる 南牧のバス事故
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南牧村の崖下に転落し、その後引き上げられたバス(5月12日付より)

 群馬県南牧村大仁田で乗客12人が重軽傷を負ったバス事故で、運転していた茨城県守谷市のレンタカー業の男(66)=業務上過失傷害容疑で逮捕=が、道路運送法で定められた貸し切りバス事業の許可を得ていなかったことが15日、関東運輸局茨城運輸支局への取材で分かった。

◎運輸局「違反行為 確認できれば調査」
 同支局は、貸し切りバス事業の許可を得ずに乗客を有償で運んだ場合は「いわゆる『白バス』に該当する可能性がある」と指摘する。

 同支局によると、男はレンタカー業の許可は取得していたが、貸し切りバス事業の許可は得ていなかったという。同支局は「違反行為が確認できれば調査することもある」としている。

 事故を起こしたバスは自家用の「白ナンバー」だった。同支局によると、運送事業用の「緑ナンバー」にするには貸し切りバス事業の許可を得た上で、申請車両を事業用自動車として登録する必要があるという。

 事故は10日に発生。群馬県警は事故原因を詳しく調べるとともに、同法違反(白バス営業)容疑での立件も視野に、押収品を精査し、男と乗客との間に金銭のやりとりがあったかなどを調べているもようだ。

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