一手に集中 熱い対局  竜王戦関連で「こども大会」 前橋
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白熱した対局が繰り広げられたこども将棋大会

 将棋のタイトル戦、竜王戦が前橋市の臨江閣で始まった4日、臨江閣周辺でこども将棋大会などの関連イベントが開かれ、県内外の愛好家でにぎわった。沼田市出身の藤井猛九段が子どもに上達法を助言したり、記念撮影や握手に応じたりしてファンを喜ばせた。

 こども将棋大会は竜王戦対局会場の本館の隣にある別館で行われ、小中学生と園児計82人が出場した。150畳の和室大広間に将棋盤がずらりと並べられ、一斉に対局が始まった。保護者が熱い視線を送る中、テンポ良く激しい攻め合いで決着する対局が目立った。

 将棋を始めて1年という高崎塚沢小1年の外処堅誠君は初級の部の準々決勝で敗れて悔し涙を流した。「相手は強かったが一生懸命に指せた。また大会に挑戦したい」と話していた。

 大会後、藤井九段は子どもたちに将棋の勉強法を紹介。新聞の将棋欄を見てプロ棋士に近づきたいと思っていた幼少期を振り返り、「プロの戦法を見て、気に入った手をまねするのは勉強になる」とアドバイスした。

 18年ぶりの県内開催となった竜王戦が、多くのファンに歓迎されたことについて、「今年は藤井聡太四段の活躍など、将棋の話題が多い。前橋開催と合わせ、県内ファンの印象に残る年になった」と喜んだ。

 市中央児童遊園「るなぱあく」でも初心者向け講座や詰め将棋教室が開かれた。

 こども大会の各クラス上位3人は次の通り(敬称略)。

 ▽上級 ①高井柊輔(埼玉)②上条陸人(桐生)③内山あや(東京)
 ▽中級 ①一円真寛(太田)②久保木直(千葉)③児玉瀬名(高崎)
 ▽初級 ①粟野倖太(高崎)②野村飛向(桐生)③藤井彩寧(東京)

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