渡辺二冠が押し切って1勝かえす 臨江閣で竜王戦
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
羽生棋聖を破り1勝2敗とした渡辺二冠(左)。中央は立会人の藤井猛九段=前橋・臨江閣

 将棋のタイトル戦、第30期竜王戦七番勝負の第3局は4、5の両日、前橋市の臨江閣で指され、現竜王で後手の渡辺明二冠が108手で挑戦者の羽生善治棋聖を破り、対戦成績を1勝2敗とした。第4局は23、24の両日、新潟県三条市で指される。

 前日の相穴熊から形勢互角のまま昼食休憩に入り、一時は長期戦の様相を見せた。午後になって羽生棋聖が攻め合いを選択し急展開。渡辺二冠が好手から手堅く押し切り、午後5時すぎ、羽生棋聖が投了した。

 渡辺二冠は「一つ勝ててほっとした。忙しい将棋だった。次戦まで少し間が空くので新しい気持ちでやりたい」と話した。羽生棋聖は「初日からかなり激しい展開になったが、あまり思わしい手がなかった。歩切れが苦しかった」と振り返った。消費時間は羽生7時間6分、渡辺7時間7分。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連記事