虐待防止へ現状学ぶ 公開シンポに60人 前橋
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県内の現状や児童保護の手段が紹介されたシンポジウム

 子どもの人権保護を考える公開シンポジウム「児童虐待から子どもの命と心を守るために」が15日、前橋市の県生涯学習センターで開かれた。参加者60人が本県の児童虐待の現状や、子どもを守る法的手段などを学び、地域ぐるみでの虐待防止支援に向けて意識を高めた。

 パネリストとして4人の有識者が登壇した。ドメスティックバイオレンス(DV)の被害者保護に取り組むNPO法人ひこばえの茂木直子代表は「DVと虐待の関連性は高い」と指摘。県中央児童相談所の栗原真由美所長は「社会の関心の高まりに伴い、児童虐待の相談数が増加している」と説明した。

 群馬弁護士会の舘山史明さんは親権に関する法律上の手続きを解説。玉村おひさま保育園の西晴美園長は「子どもの両親を教育する保育施設の役割が重要」と強調した。

 相次ぐ虐待事件の報告を受け、今年3月に県や県教委に体制強化を求める提言を提出した群馬子どもの権利委員会(大浦暁生代表)などが初めて主催した。

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